⑪松本市役所本庁舎 展望室 #マツモト建築芸術祭 眺めのいい部屋

2023.2.17
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⑪松本市役所本庁舎 展望室 #マツモト建築芸術祭 眺めのいい部屋

松本市役所は、松本城公園の東側にあります。現在の市庁舎は、昭和34年に建設されたものです。

本庁舎には、知る人ぞ知る展望室があります。
エレベーターか階段で5階まで上がり、エレベーターの前の階段から展望室まで行くことが出来ます。

松本市役所東入口

松本市丸の内3-7 8:30〜17:15 休場日 土日祝日

建築年  昭和34(1959)年
設計者  株式会社石本建築事務所
施工者  清水建設株式会社

松本市役所の本庁舎は、元は上土通りの女鳥羽川に面した角にあったが、昭和29年の町村合併促進政策、いわゆる「昭和の大合併」により手狭になり当地に移転新築した。 
鉄筋コンクリート造6階建て(屋上階含む)で、2階から5階までは縦長窓を整然と配置し、窓の上下を濃い色のタイルで繋ぐことで縦横のラインが引き立つ意匠としている。シンプルで上品な外観であったが、平成18(2006)年から行われた耐震補強工事により、鉄筋コンクリートの柱と梁、鉄骨のブレース(斜材)が建物外部に増設された。一室ごとに独立した事務室形式から、各室が廊下に繋がる対面カウンター形式にするなど内部のレイアウトは大きく変更されているが、階段の腰壁はテラゾー(人造大理石・研ぎ出し仕上げ)、スチールの縦格子、木製ニスで塗装を施した手摺など随所に昭和の香りが漂う。
屋上に付設された展望室は松本城を俯瞰できる市内随一の展望スポットで、晴れた日は遠く白馬連峰まで見渡せる。有事の際に市内の状況を確認するという目的もあり造られたと推察されるが、開庁時には360度の眺望を楽しめる市民の憩いの場となっている。(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

市役所5階

階段を上がり、最初の展望スペースを超えて更に階段を昇って行きます。7階になると思います。

中島崇

中島崇

昭和47(1972)年東京都生まれ。平成6(1994)年、桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。平成13(2001)年、ドイツ・ベルリンに拠点を置く。平成26(2014)年と28(2016)年に摘水軒記念文化振興財団の助成を受ける。現在は東京在住。

主な個展に、 「さいたま市プラザノース Domain of Art 26」(2021)、「OTAアートプロジェクト<マチニエヲカク>」(2020)、「JR宇和島運転区扇形車庫再生準備事業」(2020)、「JR EAST meets ART@高輪ゲートウェイFest」(2020)、「交流の形 SHIBAURA HOUSE」(2020)などがある。グループ展には、「大田区OPENアトリエ」(2021)、「富士の山ビエンナーレ」(2020)、「鉄工島フェスIRON ISLAND FES」(2019)など。

中島崇

展望室の天井から黒いテープでモジョモジョとしたような塊を作っています。どう読み取ればいいのかよくわからない面白さがあります。

中島崇さんは、前回に続き2回目参加のアーティスト かき船のある国宝松本城総掘りでも作品が展示されています。以下ブログです。

⑩かき船 中島崇 #マツモト建築芸術祭

中島崇

訪問した当日2月15日は快晴 窓の外の空が美しすぎました。

美しい空

松本城の展望出来ます。

国宝松本城

松本市役所が開いている平日の朝8時半~17時15分まで入場無料で入れます。